世界遺産 熊野の山間にある塩工房

清流古座川沿いの山間に工房はあります。

世界遺産 熊野の山々の大自然の中で「塩」を大切に、時間と手間暇をかけ育てていきます。

車通りも少なく、マイナスイオンたっぷりの空気を「塩」に吸わせ、森林浴をさせます。




紀州備長炭入りの土器による製塩

完全天日塩を作る工程では、紀州備長炭入りの製塩土器を使用します。

土器の中で「塩」は器を通して自然に呼吸をします。土器の中には紀州備長炭が練りこまれており、その成分が有害物質を吸着し、天然ミネラル成分が「塩」の中に溶け込みます。

潮岬製塩所では、天日塩作りによく使用される木箱にビニールを張ったものや、プラスチック容器は一切使用いたしません。

理由は、高温になるハウス内では強烈な太陽光(紫外線)の影響があり、器の中で蒸発をする海水も高温になります。

個人的な見解ですが、その中で海水を混ぜ、長期間作業を続けることで、プラスチック成分の溶け出しが非常に危惧されます。

そこで「最高の素材で身体に良いものを作る」「人に優しい塩を届ける」という潮岬製塩所のコンセプトに合わせ、試行錯誤を繰り返した結果、土器を使用する製塩に辿り着きました。



釜焚き製塩

燃料として使用するのは間伐材や廃材です。

木材を燃やすことには抵抗があり批判もありますが、そのまま放置をすることで山林が荒廃することを防ぐために切られた木や、木造建築の解体後に出る木材を使用することは決して悪いことではないと思います。

間伐材や廃材のすべてがリサイクルされる訳ではありません。可燃物としてただ燃やされてしまうものあります。

その一部を燃料として利用しています。

循環型社会の実現のためにも、環境にできる限り配慮を行い、釜焚き製塩をしています。